各部署紹介

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小児医療センター(1病棟)

部署説明と主な疾患

北棟6階1病棟は全41床の混合病棟です。小児外科・小腸移植外科成育外科16床、共通病床22(内科系12床・外科系10床)、小児科3床を有しています。共通病床は眼科・整形外科・心臓外科・皮膚科・耳鼻科・脳外科・歯科など多くの診療科の小児を受け入れています。小児科病棟や小児科・小児外科・小児歯科外来・NICU・GCUと連携し、小児医療センターとして質の高い集約的医療を目指しています。
病棟内は森の動物をイメージした温かみのあるデザインで統一されています。プレイルームやどうぶつらんど、がんばるーむ学級など、病室以外の生活環境も整備されています。

主な疾患

先天性消化器疾患(食道閉鎖、鎖肛など)、腫瘍(肝芽腫、神経芽腫など)、胆道閉鎖症、先天性心疾患、横隔膜ヘルニア、鼠径ヘルニア、陰嚢水腫、ヒルシュスプルング病、Ⅰ型糖尿病、腎不全他

看護の特徴

看護の対象は新生児から成人までと幅広く、年齢に応じた身体・精神発達の特徴を把握し、治療はもとより栄養(経管)・清潔介助(入浴・沐浴)などの生活の援助と年齢に応じた保育を必要としています。
小児は自分から的確な訴えが出来ないことが多く、身体的状態の変化が早いため細心の注意と観察が必要です。母子同室が多いので母子相互への関わり、移植手術前後の精神的援助、こどもたちが早期に自宅で過ごせるように経管栄養、ストーマ管理の指導、地域との連携やサポート体制づくりなど、様々な看護援助を行っています。

メッセージ

小児外科の他に共通病床を有しているため、小児科や眼科・心臓外科・整形外科などさまざまな疾患の治療をうける患者さんが入院されます。新生児から成人までと発達段階も幅広いです。そのためこどもたちにとって、検査や処置にストレスが少なく、前向きに取り組めるような援助を心がけ、発達段階に応じた看護や多くの疾患を学ぶことができます。
入退院も多く慌しい日もありますが、多職種で協働しながら働いています。子どもたちの笑顔や日々の頑張る姿に癒されながら、スタッフも明るく、笑顔の絶えない病棟です。

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