各部署紹介

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顎顔面口腔外科

部署説明と主な疾患

顎顔面口腔外科37床、脳神経内科1床、共通病床2床の歯科・医科混合病棟です。口腔領域の疾患に対して、手術および保存的治療(放射線療法、化学療法など)や入院下での歯科治療を行っています。患者さんは乳児から小児・成人・高齢者まで幅広いことが特徴です。
悪性腫瘍の手術後は、顎口腔機能の回復に向けたリハビリテーションが必要なため、入院が長期化することがあります。そのため、入院生活や疾患の回復、社会復帰までが円滑に行えるよう、患者さんを心身両面から支援し、QOLの維持・向上を目指した包括的な治療を行っています。

主な疾患

口腔腫瘍、口唇口蓋裂、顎変形症、炎症、骨折、骨髄炎、のう胞、薬剤関連顎骨壊死など

看護の特徴

乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層に対する周術期看護を展開しています。創部の状態に応じた口腔ケアの指導や、摂食嚥下訓練を通じて「口から食べる」機能回復に向けての援助を行いながら患者さんのQOL向上に取り組んでいます。また、入院早期より、歯科医師、管理栄養士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー等と連携して退院後の生活を見据えた個別的な退院支援を行っています。

メッセージ

乳児から高齢者まで様々な年代の患者さんが入院されており、各発達段階に応じた看護について学ぶことができます。疾患も様々で、周術期の看護、化学療法・放射線療法中の看護、話すことや食べることといったQOLに大きく関わる看護など幅広く経験することができます。頼れる先輩や優しい先生方に助けられ、楽しく学びながら仕事をすることができる病棟です。

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