専門・認定看護師

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新生児集中ケア認定看護師

新生児集中ケア認定看護師の役割と活動内容

実践

出生直後の赤ちゃんは、呼吸や循環をはじめとして劇的な変化に適応する必要があります。早産や心疾患・外科疾患などによりその変化に適応できない赤ちゃんに対し、人工呼吸や輸液などを中心とした集中治療とともに、温度や湿度の環境の調整、胎児姿勢を原則としたポジショニング、光や音の調整など、ディベロップメンタルケア(DC)と呼ばれる赤ちゃんの健やかな発育発達を目標とするケアにも積極的に取り組んでいます。また、長期の親子分離を余儀なくされる赤ちゃんが、家族の一員として迎え入れられるように、両親に早期からタッチングやカンガルーケアを勧め、赤ちゃんと両親が触れ合う機会を大切にしています。また、医師と協働して、両親を精神的にも支援しています。

指導

主にNICU看護師に対し、講義やOJT(On Job training)で指導を行っています。
また、新生児蘇生法の講習会にも積極的に協力しています。主にNICU・GCU・産科のスタッフを対象に行っていますが、出生直後の新生児の多くは、呼吸をサポートするだけで大きな改善が得られることから、できるだけ多くの人に習得してもらうことを目指しています。

相談

NICU看護師から、赤ちゃんや家族のケアについての相談を受けています。