専門・認定看護師

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手術看護認定看護師

手術看護認定看護師の役割と活動内容

実践

当院手術部では最先端(ロボット手術など)手術、ハイリスクな手術(脳死・生体臓器移植、補助人工心臓、TAVIなど)を含む年間10,000例を超える手術が行われています。500gの新生児から90歳を超える超高齢者までが手術の対象です。私たちは、その器械出しや外回り看護を実践しています。

指導

器械出し・外回り看護を通して、体内遺残防止、手術部位感染防止、褥瘡・末梢神経障害予防、深部静脈血栓塞栓症予防などの指導を行っています。平成29年より、周術期看護院内認定看護師の育成を開始し、院内看護職員だけではなく、地域看護職員に対しても育成研修を実施しています。

相談

主に術前訪問後に、手術部看護師に対してアセスメントの視点や看護計画の立案などの相談に応じています。また気管挿管困難症例やハイリスク手術などは麻酔科医や外科医からの相談にも応じています。

その他

手術には、患者を中心にたくさんの職種(外科医・麻酔科医・臨床工学技士・放射線技師・病棟、外来看護師、薬剤師など)が関わっています。その中で手術看護認定看護師には、患者や家族の意思決定を尊重し、手術が安全かつ円滑に遂行するよう多くの職種の意見を調整する能力(チームマネージメント能力)が、期待されています。