各部署紹介

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腎・高血圧・脳血管内科、消化管内科、肝臓・膵臓・胆道内科

部署説明と主な疾患

腎・高血圧・脳血管内科、消化管内科および肝臓・膵臓・胆道内科の内科病棟です。各疾患の急性期診療とともに慢性期から終末期治療まで、さらに精密検査入院も行っています。
生活習慣病などの治療は長期間に及ぶ患者さんが多く、患者さんに治療の必要性を納得していただき、生活の質QOLを重視しています。大学病院としての最新の検査・治療と看護ケアに努めています。医師やリハビリ、皮膚排泄ケア認定看護師、栄養サポートチーム、緩和ケア、口腔ケア、退院支援などのチームと連携して、質の高い医療の提供を目指しています。

主な疾患

急性および慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、急性および慢性腎不全、悪性高血圧、二次性高血圧、大動脈炎症候群、脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血、頸動脈狭窄・閉塞症、食道がん、逆流性食炎、食道ポリープ、アカラジア、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、胃・十二指腸ポリープ、胃がん、悪性リンパ腫、小腸がん、大腸がん、小腸・大腸ポリープ、クローン病、潰瘍性大腸炎、難治性の血液・固形腫瘍疾患、急性肝炎・慢性肝炎、自己免疫性肝炎、肝硬変、肝臓がん、膵炎、膵臓がん、膵内分泌腫瘍、自己免疫性膵炎、胆管がん、胆嚢がんなど

看護の特徴

各病気の急性期から慢性期・終末期まで看護を実践しています。生活習慣病を基礎としている患者さんがほとんどで、退院後も自己コントロールできるよう薬物療法・生活・食事を中心にした患者指導を行っています。脳血管疾患の患者さんは二次障害・合併症の予防、早期のリハビリテーションに努めています。腎不全の患者さんの腎代替療法選択への支援や腎不全教育を医師、薬剤師、管理栄養士等と連携して行い、血液透析・腹膜透析がスムーズに導入できるよう支援しています。X線や内視鏡検査・治療が多く、安全安楽に処置が行われるよう看護に努めています。内視鏡的治療適応外の状態や難治性疾患では手術になる患者さんも多く、スムーズに外科治療へ移行できるよう援助しています。スト-マ造設患者さんがセルフケアできるように皮膚・排泄ケア看護師と連携して看護にあたっています。

メッセージ

北棟10階1病棟は腎臓・高血圧・脳血管・消化管・肝臓・膵臓・胆道疾患と様々な疾患の看護に関わることができ、幅広い知識を身につけることができます。また、チーム医療体制が整っているため、多職種で日常生活の指導を行うことも多く、入院中だけでなく退院後の生活にも目を向け指導しています。忙しい毎日ですが、病棟全体で協力して楽しく看護を行っている笑顔の絶えない病棟です。これからも患者さんに寄り添った看護を行っていきたいと思います。

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